友人が仕事中に、入ってきたばかりの新人さんに、色々仕事の手順を教えていた時、『しんでもいいでな』と、言ったそうな…その時のその人の顔色が、固まり、しばらく動かなかったそうで…実はその人、北海道出身、こちらに来てまだ間もないそうな。
確かに、いきなり、同僚から『しんでもいいでな』と言われたら、『死んでもいい…』と聞こえたのでしょう。ようやく、そのことに気が付いた友人は、慌てて自分の言葉を言い直したそうです。『それは、しなくても良いのよ』という意味だと。後で分かれば、笑い話になるのですが、いきなり、『死んでも良い…』と言われたら、どう反応したら良いか分かりませんよねಡ ͜ ʖ ಡ。昔の飛騨弁は、かなりのお年の方しか、今では使いませんが、他所からお嫁にみえた方は、最初、とても驚いたと言われます。せっかく気を遣って持参した配り物を手渡した時、『あ〜れ、こんなもん、こ〜わいさぁ〜』。渡した方は、『こんな物?』『怖い?!』何をしでかしたのだろうと、しばし戸惑いますよね。後から聞けば、このような高価なものをいただくなんて、これは大変なことだわ…という意味だったんだよと説明されてようやく納得(✿^‿^)。
でも、こうやって、最初は戸惑うかもしれませんが、いつの間にか地域に溶け込んでいき、今では立派な飛騨弁者に育っていくのですね(θ‿θ)