
水無月は、白の外郎生地に小豆を乗せ、三角形に包丁されているのですが、小豆は悪魔払いを、三角の形は暑気を払う氷を表しているそうです。その氷とは、室町時代に幕府や宮中で、この日「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払うという年中行事で、しかも、氷室の氷の解け具合によって、その年の豊凶を占ったと言われていたそうです。当時は、それによって夏痩せしないものと信じられていたらしいのですが、さすがに庶民には、高価で手に入るものではない氷なので、氷をかたどった菓子が作られたそうです。神事と季節、食べ物と健康は、それぞれ相互関係があり、なくてはならない大切な行事として受け継がれていくものですが、京都だけでしか食べられないなんて、羨ましいですよね~♪行きますか、京都ヽ│*゜∀゜*│ノ♪♪