山歩きの後、院長の背中や肩にびっしりくっついていた「雪虫」。

『うわぁ~雪虫だぁ♫』と喜んでいたちょっと前の私・・・それが今では『それは、アブラムシだよ』と正体を知ってからは、ロマンも何もあったものではありません彡(-ω-;)彡
それに「カメムシ目 ヨコバイ亜目 アブラムシ上科」にその虫は属し、しかもモクセイ科の樹木に寄生する害虫なのですo┤*´Д`*├o ・・・でも、「雪虫」は冬の季語で、正式名称は「トドノネオオワタムシ」というお名前をお持ちで、彼らは体をおおう綿の為に、強風の日には飛べなくて、移動性高気圧に覆われて風が弱くなった時を見計らって、トドマツから飛び始めるそうです。それで、高気圧が通り過ぎた後には、強い冬型の気圧配置となり雪が降りやすくなるので、『雪虫が飛ぶと雪が降る』と言われたりするロマンティックな虫なのですヾ(●´ω`●)ノ

季節を感じ、生き延びるために、その行動や形態を変化していく彼ら・・・
それに比べ私たち人間は、快適な生活を手に入れた代償に、1日中光にさらされ、1年中温度変化のない室内環境に慣らされ、季節感も、1日の移ろいを感じる感性さえも失いつつあるのかもしれないと思うと、ゾッとしました(=`ェ´=;)ゞ画像1