誤嚥性肺炎を起こしやすい人には、脳梗塞を起こされた方、パーキンソン病などの神経疾患により手の不自由な人、それに虫歯や歯周病、入れ歯が合わないなど、口腔内の細菌が多い人に発症しやすい傾向があるようです。
典型的な例として、高熱や激しい咳、濃い色の粘性の痰などが見られます。一般的な風邪の症状とよく似ているので誤嚥性肺炎が見落とされやすいようです。また普段より元気がない、ぼんやりしている、食欲がないといった症状だけが現れることもあります。高齢者にこのようが症状が続いた場合は医療機関で正しく診断してもらうことをお薦めします。